教授あいさつ

東京医科歯科大学

2022年 年頭の挨拶

明けましておめでとうございます。

2021年を振り返ってみますと、10月に本学の二病院は一体化し、「東京医科歯科大学病院」となりました。今後、よりスムーズな医歯連携により良質な医療を提供できるよう尽力して参ります。また、11月には第66回日本口腔外科学会(幕張メッセ)を開催いたしました。ハイブリッド開催にあたり、コロナ禍の予測が最も困難でしたが、お陰様で成功裡に執り行うことができました。ご指導とご支援をいただきました学会員の皆様、さらに素晴らしいご講演をいただいた演者の諸先生、多数の視聴をいただいた参加者の皆様に深謝いたします。

研究面では、医局員の努力により、論文数および質も徐々に向上してきました。今年も多くの成果公表を心がけたいと思います。

歯科医学には多くの専門分野がありますが、昨今「口腔外科」人気は低下しております。これには種々の要因がありますが、「口腔外科」の魅力を広く発信し、若手口腔外科医を育成することが重要課題です。「口腔外科学」の発展に努めるべく、新規診断技術、治療法開発に努力したいと思います。

2022年が皆様にとっても良い年になることを願っております。