口底がん治療

東京医科歯科大学

こうていがん口底がん治療

舌と下顎歯肉の間(口底)にできるガンを口底がんといいます。発生頻度は口腔がんの10%弱です。前方にできることが多く、また男女比がおよそ10:1と、男性に多く発生します。

飲酒との関連も指摘されており、食道がんなどの上部消化管のガンを併発する頻度も高いと言われています。

口底の粘膜は舌や下顎の歯・骨と連続しているため、進行したガンでは、手術に際してこれらの組織を含めた切除を要することもあり、遊離皮弁移植による再建手術の適応となる場合もあります。