教育要綱

東京医科歯科大学

教育要綱

学部教育では、3年次の医歯学融合教育「頭頸部臨床ブロック」および5年次の「顎口腔医療」を担当している。

頭頸部臨床ブロックでは眼科・耳鼻咽喉科・頭頸部外科・ 形成外科・口腔外科の総論・各論講義から構成され、患者参加型講義も行っている。

5年次顎口腔医療では、顔面、顎、口腔ならびにその隣接の領域の構造と機能を理解せしめたうえで、この領域に現れる先天性および後天性の外科的ならびに内科的疾患について、その病因、症候、病態、診断、治療ならびに予後、予防法を理解せしめるとともに、その基本的な技能を修得させるべく教育を行っている。なお本ユニットでは、当顎口腔外科学分野と顎顔面外科学分野の教官が中心となって、その専門性を考慮して授業を担当している。

大学院教育としては、初期臨床研修の場として、口腔外科学全般にわたる基本的な診断法、治療法ならびに周術期における患者管理等を中心として、口腔外科学に関する幅広い知識を修得すべく指導を行っている。また口腔外科学に関する専門的教育を通じて、将来、広範な口腔外科の中から専門分野を選択できるような教育システムを推進している。

専攻生教育は、臨床教育を重視し、大学院生と同様の初期臨床研修プログラムを行い、後期には口腔外科臨床に麻酔研修等を組み入れている。